政策金利

【2024年最新】中央銀行政策金利見通し 発表スケジュール

2023年は各国競うように利上げを行いました。

2024年はインフレの落ち着きで利下げが開始されるのか注目です。

各国中銀政策金利比較

先進国の中ではドル、カナダドル、ニュージーランドドルが高金利水準。

安定してスワップポイントが狙えますね。

新興国通貨は、メキシコペソが高水準。トレンドは上向きでスワップと差益も両方狙える状況です。

トルコは通貨安が続いているが金利の引き上げがサポート。

2023年 米国FOMC 開催スケジュール

FOMCとはFederal Open Market Committee（連邦公開市場委員会）の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のことです。

FOMC開催スケジュール

年に8回開催され、６週間に１回の頻度となります。

3月、6月、9月、12月の会合では経済予測の概要を発表、さらに、ドットプロットで金利の見通しも示される。

FRB政策金利見通し

2024年9月に利下げ開始。

日銀金融政策決定会合 開催スケジュール

日銀会合は6週間に１回開催されます。

最終日のお昼過ぎに政策金利の発表が行われますが、時間は決まっていません。

12時より早い時もあれば、１時過ぎになることもあって、金融政策が変更になる場合は波乱となりますね。

2024年3月、マイナス金利解除。

2024年8月、0.15%利上げ。

ECB 金融政策決定会合 開催スケジュール（日本時間）

アメリカから半年遅れで利上げ開始。

2022年9月から10会合連続利上げ。

インフレ率の中期的な目標は2％。

英国BOE政策金利発表スケジュール（日本時間）

2021年末から利上げを14会合連続で実施、15会合ぶり据え置き。

インフレ率は高止まり。

オーストラリア中銀発表スケジュール

発表スケジュールを変更。

毎月第１火曜日から、1.5か月に１回のペースに会合回数を変更。

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)

NZの消費者物価指数(CPI)は、NZ中銀のインフレ目標1～3％を大幅に超えて推移しており、インフレを抑えるために利上げを継続しています。

労働市場も強く失業率は低水準3.3%(2022.4-6月)です。労働不足が賃金上昇を促し、インフレがスパイラル的に加速することも懸念しています。

2022年11月の金融政策会合では0.75％の利上げを決めており、ここにきて利上げ幅を拡大。

ロバートソンNZ副首相は、「インフレを抑制するためには、金利を引き上げ続けなければならない」と発言しており、もう少し利上げが継続するのではないかと思われる。

カナダ銀行(BOC)

インフレ抑制のため2022年は大幅な利上げを実施。

金利は2008年以来の高水準となっている。

2023年1月をもって利上げは打ち止めとなっていたが、6月に利上げを再開。

メキシコ銀行発表スケジュール

メキシコの政策金利発表は年に８回で1.5か月に１回です。

世界的な資源高によるインフレに対応するため利上げが継続しています。

メキシコペソは新興国の中でも高金利水準。

スワップ投資の代表格です。

南アフリカ中央銀行発表スケジュール

金融政策決定会合終了後に発表しますが、発表時刻は決まっていません。

日本時間の午後10時台が目安となります。

トルコ中央銀行発表スケジュール（日本時間）

トルコは政策を転換、利上げ攻勢に入っています。

2023年6月以降は毎会合利上げを実施。

利上げ幅も大きく、2018年の金利を大きく超えています。

しかしながら、インフレ率の高さには及ばず、通貨安は止められていない。

2023年も引き続き第３木曜日20時からの発表となります。