スワップ

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スワップポイントはFX投資にとって大変魅力的な投資方法です。

取引する際の通貨間の金利差を毎日受け取ることができます。

金利が高い通貨であれば受け取れる金額も超魅力的です。

この金利収入だけでもかなりの収益となりますので、スワップポイントを受け取るだけでどれくらい収益化できるか、紹介します。

スワップポイントの仕組み

2国間の金利差によってスワップポイントがもらえます。

高い金利と低い金利の通貨ペアを選ぶとよりスワップが高くなります。

日本円が相対的に金利が低くなっているため、円ベースで他の通貨を買った場合ほとんどスワップポイントがもらえます。

新興国通貨はリスクが高い分、金利が高めになっていることが多いため、スワップポイント投資では人気です。

メキシコペソは金利が7.75%もありますから、日本円との金利差は7.85%。

日本円での定期預金ではほとんど金利がつかないので、魅力的ですね。

スワップポイント投資の魅力 メリット

FXにおけるスワップポイント投資の魅力にはどんなものがあるでしょうか。

トレードにかける時間をかけなくて良い

スワップポイント投資では、スワップポイントの利益がメインです。

新規注文と決済注文を繰り返す必要はなく、ずっとポジションを持っておくだけになります。

一度ルールを決めてしまえば、そのルールに従って積み立てを行うだけでよいので、トレードに対して時間が取れない方にはぴったりの投資方法となっています。

なにもせずに利益(スワップポイント)が入ってくるため、まさに不労所得ですね。

レバレッジを掛けられる

スワップポイント投資の魅力の1つにFXのレバレッジがあります。

ただでさえ金利が高いのに、最大25倍もの取引ができることから、利回りが格段に向上するのです。

とはいえ、レバレッジ25倍で長期投資するのは、非現実的です。

無理なく運用するには3倍程度に抑えるのが妥当でしょう。

スワップポイントは毎日もらえる

外貨預金では満期まで受け取ることができませんが、スワップポイントはほぼ毎日受け取ることができます。

土日はもらえませんが、水曜日に3日分もらえるので実質毎日もらえることになります。

しかも、このスワップポイントを元に再投資することもできるので複利効果が非常に大きいのです。

スワップポイント投資のデメリット

1度に大きな利益を得ることはできない

FXでイメージされる大きな利益は、一度に挙げることができないのも特徴です。

毎日決まった額しか利益を上げることができないため、物足りない方もいらっしゃるかもしれません。

トレードで利益を出すのももちろん大事ですが、このように低リスクでこつこつ貯めるような投資方法も織り交ぜることで、全体として収益が安定すればよいのかと思います。

通貨変動のリスク

新興国通貨は脆弱です。

金利が高い分リスクも高く、通貨によっては下落トレンドとなっています。

せっかくスワップポイントがもらえても通貨価値が下落した場合、逆に損失となることがあります。

1つの通貨に集中しない通貨分散投資や、買う時期をずらす時間分散投資が有効です。

リスクを理解したうえで対策された購入方法を構築することが大事なのです。

スワップ投資におすすめ通貨ペア

世界的なインフレの進行で、各国中銀は政策金利を相次ぎ利上げ。

先進国も0%だった金利を引き上げ、スワップポイントが付くようになっています。

米ドル円

米ドル円は相次ぐ利上げで金利が付くようになっています。

1日に80円ほどのスワップポイントが入ります。

メキシコペソ円

【メキシコペソ円】スワップポイント積み立て投資戦略

メキシコペソでスワップ積み立て運用をしたときの利益額をみてみましょう。

毎月1万円を積み立てて、スワップも再投資した場合、複利効果で利益が右肩上がりで伸びているのがわかります。

18か月目、およそ1年半で積立金額とスワップ再投資の金額が入れ替わって積み立てのウェイトが減っていきます。

5年後には1か月のスワップポイントが10万円を超えます。

コツコツと積み立てる方法も時間をかければしっかりした収益となるのです。

初期の段階で入金金額を多くするなど、スワップポイントの利益恩恵を早めに得られるようにするのも良いかもしれませんね。

徐々にレバレッジを低くしていき資産を守る戦略をするとより安全です。

外貨預金より低レバレッジFXのほうがお得

スワップ投資で重要なこと

スワップ投資で大事なことはスワップポイントがどれくらい付与されるかです。

スワップポイントは中央銀行が設定する政策金利に大きく左右されます。

いま投資している通貨の金利がどれくらいなのか、今後金利がどうなっていくのかが収益に左右されます。

ときどき、政策金利をチェックするようにしましょう。

中央銀行政策金利発表スケジュール